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南海電鉄／4～12月の流通業は2.2％増の180億円

2012年01月31日 ／ 決算

南海電鉄が1月31日に発表した2012年3月期第3四半期決算によると、流通業の売上高は180億6600万円（前年同期比2.2％増）、営業利益12億9600万円（14.5％減）となった。

ショッピングセンターの経営では、なんばCITY本館において、昨春に実施のリニューアルでファッション店舗を中心に86店をオープンさせるとともに、開業から5年目を迎えたなんばパークス2期エリアにおいて、3月上旬のオープンに向けて、リニューアル計画を推進した。

直営事業の拡大をはかるため、なんばCITY店を皮切りに、直営クリーニング店の多店舗展開を進めた。

物品販売業では、新規店舗の開設やワゴン販売の強化等、各種の増収策を講じたほか、「古道歩きの里ちかつゆ」において、昨年9月の台風により被災した南紀熊野地区の観光復興につなげるため、イベントの開催や旅行代理店に対する宣伝・営業活動強化によるお客の誘致に努めた。

流通業の売上高は増収となったが、なんばCITYにおいてリニューアル関連費用を計上したこともあり、営業利益は減益となった。

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