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南海電鉄/4~9月の流通業は2.2%増の119億円

2011年10月31日 / 決算

南海電気鉄道が10月31日に発表した2012年3月期第2四半期決算によると、流通業の売上高は119億7500万円(前年同期比2.2%増)、営業利益8億7000万円(14.4%減)となった。
ショッピングセンターの経営では4月26日、なんばCITYのリニューアル工事が完成し、ファッション店舗を中心に86店がオープンするとともに、開業から5年目を迎えたなんばパークス2期エリアにおいて、リニューアル計画に着手した。
なんばCITY、なんばパークスや周辺商業施設が共同で各種イベントを実施するなど、なんばエリア全体の賑わい創出と集客に努めた。このほか、直営事業の拡大に向け、いずみおおつCITY内とショップ南海天下茶屋内において、直営クリーニング店をオープンした。
物品販売業では、新規店舗の開設やワゴン販売を強化するなど各種の増収策を講じたほか、昨年3月にオープンした「古道歩きの里ちかつゆ」において、イベントの開催や旅行代理店に対する宣伝・営業活動に注力するなど、お客の誘致に努めた。
その他、シニアビジネスへの本格参入をめざし、徳島県内において、関西私鉄グループでは初となる「高齢者専門宅配弁当事業」の営業を9月1日から開始した。
流通業の営業収益は増収となったが、なんばCITYにおいてリニューアル関連費用を計上したこともあり、営業利益は減益となった。

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