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サンドラッグ/3月期はドラッグ事業好調で増収増益

2011年05月14日 / 決算

サンドラッグが5月13日に発表した2011年3月期決算によると、売上高は3606億5500万円(前年同期比26.9%増)、営業利益192億3200万円(20.1%増)、経常利益198億100万円(20.1%増)、当期利益108億7100万円(15.2%増)となった。
ドラッグストア事業は、夏場の猛暑の影響や、冬場の厳冬の影響により一部季節品は好調に推移したものの、一昨年の新型インフルエンザの国内流行に伴うマスク等の関連商品が大きく販売を伸ばした反動の影響が大きく、既存店売上は前年を下回った。
しかし、直営店の新規出店や前連結会計年度に子会社化した星光堂薬局の寄与により増収を確保するとともに、利益確保に向けて販促の見直しや経費の削減に努めた結果、増収増益となった。
直営店の新規出店は、地区別に関東地区13店、甲信越地区3店、東海地区5店、近畿地区10店、九州地区7店の合計38店を開設した。既存店では、9店の閉店(東日本大震災による閉店1店含む)、3店のスクラップ&ビルドを実施したほか、35店で改装をした。
来期は売上高3900億円(8.1%増)、営業利益212億4000万円(10.4%増)、経常利益217億8000万円(10.0%増)、当期利益123億2000万円(13.3%増)の見通し。

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