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西松屋チェーン/3~5月は値下げロス増加で営業利益18%減

2011年06月24日 / 決算

西松屋チェーンが6月24日に発表した2012年2月期第1四半期決算によると、売上高301億8100万円(前年同期比2.5%増)、営業利益19億4200万円(18.1%減)、経常利益19億9700万円(17.8%減)、当期利益8億500万円(41.5%減)となった。
郊外を中心に9店を新規出店した。9店のうち8店については売場面積を300坪型とし、店舗の大型化に継続して取り組んだ。期末店舗数は776店となった。
衣料部門は、気温の上昇を受けてベビー・子供のアウトウェアや肌着・パジャマの部門は堅調に推移した。一方、雑貨部門は、大型育児用品においてベビーカーやベビーチェア等の不振により苦戦した。
売上総利益は、売上面での伸び悩みや、春物衣料を中心に晩期値下げロス率が上昇したことなどで売上総利益率が下降したため、前年同期比で1.6%増と微増にとどまった。
販売費・一般管理費は、継続して固定費の削減に取り組んだ。
通期は売上高1307億1100万円(10.9%増)、営業利益94億2700万円(15.6%増)、経常利益96億7200万円(15.2%増)、当期利益50億5400万円(6.3%増)の見通し。

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