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ユニー/3~5月は粗利益率の向上で営業利益62%増

2011年06月30日 / 決算

ユニーが6月30日に発表した2012年2月期第1四半期決算によると、売上高2592億400万円(前年同期比3.0%減)、営業利益91億2000万円(62.3%増)、経常利益86億5200万円(73.6%増)、当期損失22億8500万円(前期は1億8000万円の当期損失)となった。
ユニーは、今期で創業100周年を迎え、「GMS事業の改革」「店舗開発」「ITビジネス」「海外出店」「既存事業部の活性化」「グループシナジー」「エコ・ファーストの約束」の7つの基本戦略を掲げ、社会貢献と成長戦略、収益力向上を目指した。
「GMS事業の改革」では、昨年来進めてきた「マーチャンダイジング改革」「現場主義」「ローコスト経営」を軸とし、機能性素材を活用した衣料品PBなどの開発商品の拡充による粗利益率の向上、店舗の力を最大限引き出す従業員の意識改革、ムリムダの削減による売場の強化などを推進した。
未来とつながる「ユニー創業100周年」をテーマに記念商品の販売、記念企画の実施及び社会貢献活動などを実施した。
第1四半期では、総額1億円還元のプレミアムお買物券付ユニー商品券の販売や値段はそのままで内容量を10~40%程度増量した記念増量商品(食料品)の販売などを実施した。
通期は、売上高1兆850億円(2.5%減)、営業利益352億円(0.3%増)、経常利益324億円(0.4%増)、当期利益24億円(60.3%減)の見通し。

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