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ローソン/2月期は新商品、ポイントカード好調で営業利益10%増

2011年04月14日 / 決算

ローソンが4月14日に発表した2011年2月期決算によると、売上高は4412億7700万円(前年同期比5.5%減)、営業利益555億4000万円(10.5%増)、経常利益545億9400万円(10.4%増)、当期利益253億8600万円(2.1%増)となった。

チェーン全店売上高は1兆6828億1200万円(1.0%増)。商品群別売上高は、加工食品8974億2600万円(0.5%減)、ファストフード3218億6500万円(0.7%減)、日配食品2641億6900万円(10.5%増)、非食品1993億5000万円(0.6%減)。

単体の既存店売上高は0.8%増、平均日販は全店が51万3000円(1万1000円増)、新店が50万6000円(4万2000円増)となった。既存店の客数は872人(0.4%増)、客単価は573円(0.4%増)。

期末店舗数はローソン8686店舗(146店増)、ナチュラルローソン90店舗(1店増)、ローソンストア100とSHOP99が1077店舗(81店増)、合計9853店舗(228店増)。持分法適用関連会社のローソン沖縄が沖縄県内で運営するローソンの店舗数は141店舗となった。

金融サービス関連事業を営むローソン・エイティエム・ネットワークスのATM設置台数は8526台。

デザートでは、プレミアムロールケーキシリーズをはじめとするオリジナルデザートブランド「Uchi Cafe SWEETS(ウチカフェスイーツ)」の商品が大ヒットし、業績の向上に寄与した。

8月からはカードの利便性を向上させるため、「Ponta」カードを店頭で即時発行できるようにいたしました。また、参画企業数の増加もあり、カード会員数は3000万人を超え、店舗へのカード会員の来店客数と他社Pontaカード会員の来店客数が増加した。

従来型ローソンでは、住宅立地など生鮮食品のニーズが高い立地における「生鮮強化型ローソン」への改装を積極的に進めており、「生鮮強化型ローソン」の店舗数は1000店舗を超えた。

ヘルスケア強化の取り組みでは、7月に「マツモトキヨシ」と「ローソンストア100」との共同出店を実施した。マツモトキヨシホールディングスとの人材交流により、登録販売者を増やすことができたため、一般用医薬品取り扱い店舗数は35店となった。調剤薬局チェーンのクオールとは、8月から調剤薬局と「ナチュラルローソン」を融合させた「調剤薬局併設型ローソン」を出店した。

来期は売上高4610億円(4.5%増)、営業利益575億円(3.5%増)、経常利益554億円(1.5%増)、当期利益198億円(22.0%減)の見通し。

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