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ロイヤルHD/1月~6月は特損計上で当期損失30億円

2011年08月02日 / 決算

ロイヤルホールディングスが8月2日に発表した2011年12月期第2四半期決算によると、売上高512億4400万円(前年同期比2.4%減)、営業利益2億2600万円(8.2%減)、経常利益2億3900万円(13.9%減)、当期損失30億2400万円(前期は6300万円の当期利益)となった。
外食事業では、「てんや」4店、「シェーキーズ」1店を関東圏に出店したほか、海外の人気ブランド「RoseBakery」を日本国内1号店として東京丸の内に出店するなど、新規に7店舗を出店した。
主力の「ロイヤルホスト」では、創業40周年を記念し、国内産の黒毛和牛と黒豚を使用した人気の「黒×黒ハンバーグ」の増量メニューや個性豊かなハンバーグをラインアップしたハンバーグフェアを開催し、顧客確保に努めた。
前期に引き続き、外観視認性や居住性の向上とともに、分煙化を推進する次世代モデルへの改装を実施し、28店を改装した。
震災直後は関東以北の店舗において大幅な来客数の減少が見られたが、これらの営業施策の効果などにより、4月以降既存店売上高は回復基調に入った。
前期末に東京と大阪に出店した新業態「カウボーイ家族(ステーキファミリーダイニング)」は、顧客ニーズをとらえ好調に推移しており、当期において更なる出店を計画している。
特別損失として「資産除去債務会計基準の適用に伴う影響額」25億4000万円のほか、3月11日に発生した東日本大震災に関連し、災害による資産の滅失損失及び原状回復費用等2億3000万円、災害による操業・営業休止期間中の固定費等1億7700万円、計4億700万円を「災害による損失」として計上し、法人税等4億800万円と少数株主損失1億5700万円を計上した。
通期は、売上高1075億円(2.7%減)、営業利益19億円(7.5%減)、経常利益20億円(6.2%減)、当期損失32億円(-)の見通し。

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