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マキヤ/4月~6月は売上総利益改善で営業利益42%増

2011年08月09日 / 決算

マキヤが8月9日に発表した2012年3月期第1四半期決算によると、売上高144億9100万円(前年同期比2.7%減)、営業利益4億2000万円(42.2%増)、経常利益4億6100万円(40.0%増)、当期利益2億6800万円(前期は9000万円の当期損失)となった。
「売場実行項目の完全実行」のうちの「鮮度チェック実行度」では、商品監査部による徹底した「鮮度チェック」により、商品鮮度の向上や賞味期限管理に大きな改善効果が現れた。
「人材育成と組織生産性の向上」では、社内組織の改編を行い、各部署ごとに業務執行責任者を明確にすることにより、組織力の強化を図った。
総合ディスカウント店「エスポット」と業務用食料品販売店「業務スーパー」等は、引き続き堅調に推移したが、厳しい競争環境と商品単価下落の続く食品スーパー「ポテト」の売上高の減少を吸収できず減収となった。
売上総利益率が前年同期と比較して改善したことにより、前年同期とほぼ同水準の売上総利益を確保できたことと、販売費・一般管理費の改善効果で増益となった。
通期は、売上高595億円(1.6%減)、営業利益12億円(8.4%減)、経常利益14億円(4.1%減)、当期利益6億5000万円(30.1%増)の見通し。

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