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フジ/3~11月の売上高2.1%増、営業利益54.3%増

2012年01月06日 / 決算

フジが1月6日に発表した2012年2月期第3四半期決算によると、売上高2290億4100万円(前年同期比2.1%増)、営業利益23億9100万円(54.3%増)、経常利益27億7600万円(80.5%増)、当期利益5700万円(87.2%減)となった。
小売事業の売上高は2292億5300万円(2.2%増)となった。総合小売業では、経営方針「顧客満足の実現」のもと、顧客視点の徹底による新しい価値創造と、安定的に利益を確保できる企業体質への変革を掲げ、その重点施策として「コアビジネスの確立」、「現場(店舗)販売力の強化」、「商品力の強化」、「ローコスト経営の徹底」、「人と組織の活力化」、「成長ビジネスへの挑戦」に取り組んだ。
3月に近隣購買型SCの「パルティ・フジ新居浜駅前」(愛媛県新居浜市)を新設し、既存店のスクラップアンドビルドとして「フジ内子店」(愛媛県喜多郡内子町)を閉店し、よりお客様のニーズに対応できるSCとして「パルティ・フジ内子」を移転新設、7月には「パルティ・フジ南宇和」(愛媛県南宇和郡愛南町)を建替え新設した。
2010年度より建替えを進めていた「フジグラン広島」を10月1日にグランドリニューアルオープンした。
既存店の活性化として「フジグラン松山」(愛媛県松山市)の改装を実施し3月にリニューアルオープンした。
ネットスーパー「おまかせくん」においては、松山市シルバー人材センターと協働で6月から高齢者買物支援事業を開始した。
DVD・CD・書籍の小売及びレンタル業におきましては、フジグラン松山のリニューアルオープンに伴い1店舗改装するなど、競争力のある売場作りに努めた。
通期は、売上高3123億円(2.7%増)、営業利益42億円(28.4%増)、経常利益44億円(35.4%増)、当期利益9億円(20.1%増)の見通し。

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