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オリンピック/3~11月は売上高8.1%減、営業利益76.6%増

2012年01月11日 / 決算

オリンピックが1月11日に発表した2012年2月期第3四半期決算は、売上高711億4600万円(前年同期比8.1%減)、営業利益11億900万円(76.6%増)、経常利益10億6400万円(72.8%増)、当期利益3億1700万円(9.8%増)となった。
3月に子会社のホームピックとハイパーマーケット・オリンピックを合併させ、商品仕入機能や本部管理機能を整備し収益性の向上を図るとともに、コスト削減を徹底した。
従来の商品分類を再編成し、それぞれを事業部として管理する体制を構築している。自転車やペット、ゴルフ用品など、専門性の高い商品群において、単独店による事業展開の検討を進めた。
3月にグループ初の自転車専門単独店としてサイクルオリンピック保谷店(東京都西東京市)を出店、6月にはサイクルオリンピック篠崎店(東京都江戸川区)、8月にはサイクルオリンピック綾瀬店(東京都足立区)を出店した。
既存店では7月にはハイパーストア大倉山店でペット関連部門を、8月にはハイパーストア早稲田店で自転車部門をそれぞれ別館として増床し独立させるなど、専門店化を中心に活性化を図ったほか、10月には志村坂下店のリニューアルを実施するなど、快適に買い物を楽しめる環境整備に努めた。
売上高は減収となったものの、合併による商品構成の見直しや、商品仕入機能の統合効果もあり、売上総利益率が3.9ポイント改善したこともあり、営業利益は増益となった。
通期は、売上高1016億円(1.0%減)、営業利益16億円(76.6%増)、経常利益15億円(69.9%増)、当期利益7億円(75.4%増)の見通し。

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