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井筒屋/3~11月は売上高3.0%減、営業利益4.3%増

2012年01月11日 / 決算

井筒屋が1月11日に発表した2012年2月期第3四半期決算は、売上高633億200万円(前年同期比3.0%減)、営業利益20億2200万円(4.3%増)、経常利益16億1500万円(11.2%増)、当期利益6億1900万円(55.0%減)となった。
売上高が減少しても、営業利益を確保できる抜本的なコスト構造の転換を、引き続き行なった。
財務面では、黒崎店別館土地など遊休不動産の売却を進め、キャッシュ・フローの増大に努めた。
グループの主要な事業である百貨店業では、「お客様第一主義」を基本とし、品揃えの強化を進め、販売サービスの向上をはかるとともに、ライフスタイルや商環境の変化への対応力強化に取組んだ。
本店では、11月に「グッチ」をリニューアルし、集客力の向上に努め、黒崎店も、10月に「黒崎井筒屋新店舗開店10周年記念大誕生祭」にあたり、東北3県の後援による「ありがとうみちのく物産展」を開催した。
コレットでは、9月にセレクトショップの「イッツインターナショナル」を新規オープンし、集客力の向上に努めた。
井筒屋グループ全店で、ハウスカードのウィズカードの会員を対象とした「ウィズカード金利手数料0キャンペーン」を企画するなど、サービス向上に努めた。
通期は、売上高875億円(3.4%減)、営業利益28億円(14.3%減)、経常利益22億円(14.6%減)、当期利益11億円(56.1%減)の見通し。

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