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近鉄百貨店/3~11月は売上高2.0%減、営業利益0.3%減

2012年01月13日 / 決算

近鉄百貨店が1月13日に発表した2012年2月期第3四半期決算は、売上高2091億2300万円(前年同期比2.0%減)、営業利益10億1100万円(0.3%減)、経常利益4億4400万円(26.9%減)、当期損失122億5800万円(前期は2億2100万円の当期利益)となった。
百貨店業では、東日本大震災の影響による買い控えの後、美術工芸品や宝飾品などの高額商品の販売動向に回復の兆しが見られた。
天候不順による衣料品販売の不振に加え、前年の平城遷都1300年祭公式記念品販売の反動減もあり、売上高は減収となった。
前期末のHOOP取得による賃借料の減少などにより営業費用の圧縮が進み、営業利益は9.2%増の5億2900万円となった。
11月16日から、KIPSクレジットカードのご利用により近鉄グループ各社で利用可能なKIPSポイントが付与される、近鉄グループ共通ポイントサービスの取扱いを開始した。
通期は、売上高2910億円(1.6%減)、営業利益30億円(3.0%減)、経常利益19億円(17.8%減)、当期損失131億円の見通し。

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