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イオンモール/3~11月は売上高2.9%増、営業利益0.4%減

2011年12月21日 / 決算

イオンモールが12月21日に発表した2012年2月期第3四半期決算によると、売上高1096億1700万円(前年同期比2.9%増)、営業利益278億6500万円(0.4%減)、経常利益265億3100万円(1.6%減)、当期利益140億4600万円(10.7%減)となった。
新規モールについては、イオンモール甲府昭和(山梨県)、イオンモール大牟田(福岡県)を3月に計画通り開設した。9月には、活性化事業として、複合型施設「広島イーストビル」商業棟のサティ退店跡に広島段原SC(広島県)を開設し、また商業施設のコンセプト企画・テナント誘致や運営管理を行うプロパティ・マネジメント事業では2物件を受託した。
既存9モールの大規模なリニューアルを実施。イオンモール倉敷(岡山県)では9月の増床棟オープンに続き、10月には既存棟リニューアルを含めた全館をグランドオープンした。
中国におけるモール・ビジネスの取り組みとして、2008年11月に開設したイオン北京国際商城SC(北京市)でテナントの入替によるリニューアルを実施した。
天津市での物件開発に取り組み、2010年10月に開設したイオンモール天津TEDAに続く2号店として、(仮称)イオンモール天津中北を2012年春の開設予定で準備を進めた。
6月に天津市商務委員会と天津市において5か年で5以上のショッピングモール開設を進める協力協定を締結し、2013年度には(仮称)イオンモール天津友誼南路の開設を予定している。
10月には、武漢市人民政府とも、5か年で5以上のショッピングモール開設を進める協力協定を締結し、今後、山東省、江蘇省、浙江省、湖北省、広東省、福建省で開発を進め、新規モール開設を加速化する。
アセアンでも、2014年にモール開設を予定しているカンボジアに加え、ベトナムでも物件が具体化している。インドネシア、インドでも、モール開発にむけた取り組みを推進している。
通期は、売上高1520億円(4.7%増)、営業利益415~430億円(4.7~8.4%増)、経常利益400~415億円(4.6~8.6%増)、当期利益215~224億円(3.9%減~0.1%増)の見通し。

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