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メディパルHD/4~12月の売上高3.6%増、営業利益10.6%減

2012年01月31日 / 決算

メディパルホールディングスが1月31日に発表した2012年3月期第3四半期決算は、売上高2兆903億8600万円(前年同期比3.6%増)、営業利益134億5600万円(10.6%減)、経常利益213億6300万円(1.5%減)、当期利益64億1000万円(37.8%増)となった。

医療用医薬品等卸売事業の売上高は1兆4877億1600万円(4.7%増)、営業利益は30億4700万円(51.0%減)となった。

医療用医薬品の販売は、新製品や需要が拡大する生活習慣病薬に対する販売と情報提供を積極的に行ったことにより、順調に推移した。

昨年度の売上総利益率の大幅な低下を踏まえ、合理的な販売価格の維持と適正利益の確保に向け、徹底した取組みを行うとともに、販売費・一般管理費の削減に向けて一層のローコストオペレーションを推進した。

物流の全体最適を実現するため、完全子会社のメディセオ(東京都中央区)は、神奈川(横浜市戸塚区)、南大阪(大阪府八尾市)、名古屋(愛知県清須市)に続く4か所目のエリア・ロジスティクス・センターとして「札幌ALC」(北海道北広島市)を設置し、2011年11月に稼働した。

今後もALCを核とした高品質かつ高機能の新しい物流体制の拡大をグループとして推し進め、医療用医薬品等卸売事業における生産性の向上をより一層図る。
通期は、売上高2兆7760億円(4.3%増)、営業利益208億円(53.5%増)、経常利益299億円(30.6%増)、当期利益97億円(469.0%増)の見通し。

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