伊藤忠食品/4~12月は売上高4782億円、営業利益63億円
2012年02月09日 / 決算
伊藤忠食品が2月9日に発表した2012年3月期第3四半期決算は、売上高4782億1800万円、営業利益63億2000万円、経常利益71億900万円、当期利益44億9800万円となった。決算期変更のため前年同期比の記載はない。
新規成長分野での卸機能の開拓、業務オペレーションの標準化・効率化による生産性の向上やコストマネジメントの推進による収益の確保と拡大ができる経営体質の確立に取り組んだ。
新規成長分野の開拓の一つとして、消費者がWEB上の商品交換サイトで「好きな時」に「好きな物」を受け取ることができる、カードを使った新しいギフトサービスを開始し、新たなギフト市場の創出に取り組んだ。
WEBネットワーク分野では、ネット販売業者向けBtoBサイトの機能追加や新製品databookの開発などによりWEB卸機能の強化を図った。
売上高は、コンビニエンスストアなど組織小売業との取引が好調に推移し増益となった。営業利益は、震災の影響による物流関連費用の増加などがあったものの、売上高増加による売上総利益の増加により増益となった。
通期は、売上高5955億円、営業利益64億円、経常利益72億円、当期利益43億円の見通し。