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ジョイフル/12月期は売上高1.1%減、営業利益12.6%増

2012年02月10日 / 決算

ジョイフルが2月10日に発表した2011年12月期決算は、売上高600億5400万円(前年同期比1.1%減)、営業利益34億5700万円(12.6%増)、経常利益34億1900万円(14.7%増)、当期利益6億2300万円(56.8%減)となった。

売上高は、震災後の自粛ムードの高まりなどから外食を控える動きが見られたことや、最商戦期となる夏場が昨年の猛暑の反動で売上計画を下回る月が多かったことなどから、減収となった。

売上原価は、原材料価格が安定的に推移する中、原価コントロールの観点から仕入食材に占める自社工場製品比率の向上や店舗で取り扱う食材の絞込みに取り組んだ結果、売上原価率は0.9ポイント減となった。

販売費・一般管理費では、人件費の適正化のため店舗マネジメント力の強化を目的とした店長教育と短時間労働者(パートタイマー)の採用に努めるなど継続的に店舗人員の適正配置に力を入れたことや、その他の費用についても幅広く削減に努めた。

既存店舗の改修を当初計画に追加して行なった結果、販売費・一般管理費率は0.2ポイント増加した。

通期は、売上高591億2000万円(1.6%減)、営業利益36億4000万円(5.3%増)、経常利益36億円(5.3%増)、当期利益17億8000万円(185.7%増)の見通し。

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