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近鉄/3月期の流通業は2.0%減の4004億7200万円

2012年05月11日 / 決算

近畿日本鉄道が5月11日に発表した2012年3月期決算によると、流通業の売上高は4004億7200万円(前年同期比2.0%減)、営業利益37億4900万円(4.0%増)となった。

百貨店部門において、店舗網を「都心大型店」、「地域中核店」、「郊外店」、「専門店ビル」の4つの店舗類型に分類し、それぞれの商圏や規模に応じた店舗戦略を推進した。

一方、枚方店は、近年業績が低迷し回復の見込みが立たないと判断し、2月29日をもって営業を終了した。桔梗が丘店は、2月29日をもって百貨店業態としての営業を終了し、事業規模を大幅に縮小した。

ストア・飲食部門では、京都駅構内にショッピングモール「Time’s Place Kyoto」を開業し、隣接の「近鉄名店街みやこみち」との相乗効果による収益向上に取り組んだ。

しかし、遷都祭の反動減や震災後の出控えの影響を受けたほか、百貨店部門が天候不順等による影響により、飲食部門でも不採算店舗の閉鎖、縮小等によりそれぞれ減収となった。

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