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JR東日本/4~6月の駅スペース活用事業は10.3%増の1034億円

2012年07月30日 / 決算

東日本旅客鉄道が7月30日に発表した2013年3月期第1四半期決算によると、駅スペース活用事業の売上高は1034億円(10.3%増)、営業利益は93億円(43.7%増)となった。

駅スペース活用事業では、エキナカの価値を最大まで引き出すステーションルネッサンスを推進し、グランスタ(東京)の新エリア丸の内坂エリアを開業した。

地域再発見プロジェクト」の一環として、上野駅において岩手や新潟などの魅力を伝える産直市を開催した。

前期の東日本大震災による影響の反動と前期に全面開業したエキュート品川サウス(東京)やエキュート赤羽(東京)の増収効果があった。

ショッピング・オフィス事業の売上高は592億円(3.3%増)、営業利益179億円(0.5%減)となった。

ショッピング・オフィス事業は、ルミネ新宿(東京)やエスパル福島(福島)などのリニューアルを実施するとともに、既存店舗の活性化と集客力のあるテナントの導入を引き続き推進した。

JR南新宿ビル(東京)が6月に竣工したほか、JR神田万世橋ビル(東京)の来年1月の開業に向けた工事を着実に進めた。

前期の東日本大震災による影響の反動と前期に開業したルミネ有楽町(東京)の増収効果などで、増収となった。一方、営業利益は物件費等の増加などにより減益となった。

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