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JR東日本/4~12月の駅スペース活用事業3.4%増の3181億円

2013年01月31日 / 決算

東日本旅客鉄道が1月31日に発表した2013年3月期第3四半期決算によると、駅スペース活用事業の売上高は3181億円(前年同期比3.4%増)、営業利益304億円(14.9%増)となった。

駅スペース活用事業では、エキナカの価値を最大まで引き出すステーションルネッサンスを推進し、昨年10月に東京駅構内セントラルストリート(東京)を全面開業した。

エキュート品川(東京)をはじめ、エキナカ商業施設のリニューアルによる競争力強化を図った。地域再発見プロジェクトの一環として、上野駅や秋葉原駅などで東日本の各エリアの魅力を伝える産直市を開催した。

前期の東日本大震災による影響の反動や東京駅グランスタ(東京)の増収効果などがあった。

ショッピング・オフィス事業の売上高は1848億円(3.6%増)、営業利益528億円(0.7%増)となった。

ショッピング・オフィス事業では、アトレヴィ東中野(東京)やセレオ八王子北館(東京)、シァル鶴見(神奈川)などを開業した。

昨年8月にグラントウキョウノースタワー2期(東京)が竣工したほか、昨年9月には、中央ラインモール構想の第一弾となるNONOWA西国分寺(東京)を開業した。

ルミネ新宿(東京)やエスパル福島(福島)、ペリエ千葉ストリート(千葉)などのリニューアルを実施するとともに、既存店舗の活性化と集客力のあるテナントの導入を引き続き推進した。

JR南新宿ビル(東京)を開業したほか、本年中の開業を控えたJR神田万世橋ビル(東京)やJR大塚駅南口ビル(仮称)の工事を着実に進めた。

前期の東日本大震災による影響の反動と前期に開業したルミネ有楽町(東京)の増収効果などがあった。

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