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JR東日本/4~9月の駅スペース活用事業は4.9%増の2092億円

2012年10月30日 / 決算

東日本旅客鉄道が10月30日に発表した2013年3月期第2四半期決算によると、駅スペース活用事業の売上高は2092億円(前年同期比4.9%増)、営業利益196億円(20.7%増)となった。

駅スペース活用事業では、エキナカの価値を最大まで引き出すステーションルネッサンスを引き続き推進した。東京駅で、6月にグランスタ(東京)の新エリア丸の内坂エリアを開業したほか、8月にはセントラルストリート(東京)を一部先行開業した。

地域再発見プロジェクトの一環として、上野駅や秋葉原駅で東日本の各エリアの魅力を伝える産直市を開催した。前期の東日本大震災による影響の反動や前期に開業したエキュート赤羽(東京)の増収効果などがあった。

ショッピング・オフィス事業の売上高は1197億円(3.6%増)、営業利益は341億円(0.6%減)となった。

ショッピング・オフィス事業は、8月の「アトレヴィ東中野」(東京)の開業に加え、中央線三鷹~立川間で開発を進めている中央ラインモール構想の第1弾として、NONOWA西国分寺(東京)を9月に開業した。8月にはグラントウキョウノースタワーⅡ期(東京)が竣工した。

ルミネ新宿(東京)やエスパル福島(福島)、アトレ川崎(神奈川)などのリニューアルを実施するとともに、既存店舗の活性化や集客力のあるテナントの導入を引き続き推進した。

JR南新宿ビル(東京)を開業したほか、来年の開業に向けて、JR神田万世橋ビル(東京)とJR大塚駅南口ビル(仮称)の工事を進めた。

前期の東日本大震災による影響の反動や前期に開業したルミネ有楽町(東京)の増収効果などがあったが、物件費等の増加などにより減益となった。

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