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JR東日本/エキナカ事業の4-9月売上高、2.5%増の2086億円

2010年10月28日 / 決算

東日本旅客鉄道が10月28日に発表した2011年3月期第2四半期決算によると、主にエキナカに店舗を展開する駅スペース活用事業の売上高は2086億8200万円(前年同期比2.5%増)、営業利益188億9300万円(10.0%増)となった。営業費用は1897億円(1.8%増)だった。

駅スペース活用事業は、「エキナカ」の価値を最大まで引き出す「ステーションルネッサンス」や既存店舗の活性化を積極的に推進した。

浜松町駅などで新規店舗を開業したほか、秋葉原駅や西荻窪駅で既存店舗のリニューアルを実施した。大型タッチパネルディスプレイなどを搭載した次世代自販機を品川駅に導入した。

紀ノ國屋の新規連結や、前期に開業した東京駅サウスコート「エキュート東京」(東京)の効果などで増収増益となった。

ショッピング・オフィス事業の売上高は1153億2000万円(1.2%減)、営業利益は327億3400万円(6.0%減)。営業費用は825億円(0.9%増)だった。

ショッピング・オフィス事業は、「ルミネ池袋」(東京)を新たに開業するとともに、「アトレ吉祥寺」(東京)をリニューアルした。引き続き既存店舗の活性化と集客力のある有力テナントの導入を積極的に進めた。

通期の業績予想は、駅スペース活用事業の売上高3990億円(3.1%増)、営業利益320億円(4.0%減)、ショッピング・オフィス事業の売上高は2280億円(0.5%増)、営業利益660億円(4.8%減)の見通し。

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