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三越伊勢丹HD/4~6月は売上高0.1%増、営業利益38.1%増

2012年08月10日 / 決算

三越伊勢丹ホールディングスが8月10日に発表した2013年3月期第1四半期決算は、売上高2903億6000万円(前年同期比0.1%増)、営業利益69億500万円(38.1%増)、経常利益106億8000万円(34.3%増)、当期利益60億7100万円(64.1%減)となった。

百貨店業全体での売上高は2626億4100万円(0.1%減)、営業利益は48億5300万円(86.9%増)となった。

最重要戦略である伊勢丹新宿本店・三越日本橋本店・三越銀座店の基幹3店舗の磨き上げについて、2010年9月に増床オープンした三越銀座店に続き、今年は伊勢丹新宿本店の再開発に着手した。

5月から、婦人フロアの一部で工事がスタートし、前年に比べ営業面積が減少したが、伊勢丹新宿本店の売上は前年実績を上回った。

三越日本橋本店・三越銀座店も売上は堅調に推移した。伊勢丹新宿本店再開発のグランドオープンは2013年春を予定する。

首都圏以外の国内グループ百貨店は、ほぼ前年並みの実績。震災からの復興後、売上が伸長している仙台のほか、新潟、広島、高松などの地域では売上が前年実績を上回った。

通期は、売上高1兆2400億円、営業利益250億円、経常利益380億円、当期利益290億円の見通し。

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