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イオン/3~8月は売上高8.3%増、営業利益7.5%減

2012年10月12日 / 決算

イオンが10月12日に発表した2013年2月期第2四半期決算は、売上高2兆7192億6500万円(前年同期比8.3%増)、営業利益706億7200万円(7.5%減)、経常利益824億3200万円(0.6%減)、当期利益279億8500万円(2.1%増)となった。

東日本大震災後の復興需要などを背景に一部では緩やかな回復が見られたが、消費税の増税による将来の可処分所得減少への不安、前期のエコポイント特需の反動、天候不順などの影響から、個人消費は低調に推移する状況となった。

早朝から買い物を楽しんでもらうため、店舗の営業開始時間を朝7時からに繰り上げたほか、機能性と快適さを兼ね備えた「トップバリュクーリッシュファクト」をはじめとする盛夏・節電関連商品の品揃えを強化した。

グローバルな商品調達力や物流網などグループのインフラを最大限活用し、全国のGMSとSM店舗において食品や日用品・暮らしの品など最大1,000品目の値下げを随時実施した。

夏物商品のセール企画「イオン・ザ・バーゲン」を全国のGMSやショッピングセンター(SC)内の専門店約23,000店舗で同時開催したほか、「WAONポイント」「ときめきポイント」を通常の5倍付与する「カードでお得な5日間!」キャンペーンをグループ主要企業で展開した。

グループ各社のお買い物情報を効率的に発信すると同時に、ECサイトへの誘導を確実に行えるよう、グループの総合ポータルサイト「イオンスクエア」を8月に立ち上げた。

通期は、売上高5兆6500万円、営業利益2100~2200億円、経常利益2200~2300億円、当期利益680~730億円の見通し。

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