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イーベイ/第3四半期は22%増益、「モバイル取引のリーダー続ける」

2012年10月19日 / 決算海外

電子商取引大手のイーベイが10月17日に発表した2012年第3四半期決算で、売上高は前年同期比15%増の34億ドル(約2652億円)となった。純利益(GAAP会計基準)は同22%増の5億9700万ドル(約465億円)、希薄化後の1株当たり利益は0.45ドルだった。

ジョン・ドナホーCEO(最高経営責任者)は、「引き続き、モバイルによって業界の形成は大きく変化しており、我々はモバイル取引・決済におけるリーダー企業であり続けるだろう」とコメント。また、オンライン市場「マーケットプレイス」や傘下の「ペイパル」における利用者の増加が第3四半期業績を牽引したとの見方を示した。

ペイパルのアクティブ登録アカウントは、第3四半期終了時点で1億1740万に達し、前年同期比14%増加した。売上高は同23%増となり、総決済額(TPV)は同20%増の352億ドルとなった。

マーケットプレイスのアクティブ・ユーザーも増加が加速、前年同期比10%増となり、2007年以来の高い伸びを示した。そのうち80万人がモバイル経由のユーザーだった。売上高は北米とアジア太平洋の力強い成長により、同9%増となった。自動車を除いた総取引額(GMV)は同11%増となり、160億ドルに達した。

同社は第4四半期の売上高を38億5000万ドル~40億ドル、希薄化後の1株当たり利益(GAAP会計基準)を0.55ドル~0.58ドルと予想している。

あわせて、通期の売上高を139億5000万ドル~141億ドル、希薄化後の1株当たり利益(GAAP会計基準)を1.95ドル~1.99ドルと予想している。

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