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H2Oリテイリング/7月の連結売上3.6%増

2010年08月17日 / 月次

エイチ・ツー・オーリテイリング(阪急阪神百貨店の持ち株会社)が8月16日に発表した7月の月次レポートによると、百貨店事業売上高は3.9%増、スーパーマーケット事業は7.0%増となり、連結合計売上高は3.6%増となった。入店客数は全店で1.1%増。

従来、お中元ギフトの売上高を受注時(6月)に計上していたが、本年から出荷時点(7月)での売上計上に変更したため、前年実績を超えた。受注時計上での参考値は、百貨店事業が4.0%減、スーパーマーケットは4.6%、増連結合計は3.1%減。

阪急阪神両本店では、7月1日からスタートしたクリアランスが月を通して好調に推移し、後半は、秋冬ファッションの正価商品にも動きが見られ、阪急うめだ本店の売上高は8%減(建て替え工事により一期棟の売場面積は68%に縮小した※イングス館を含む)、阪神梅田本店は16%増となった。閉店売り尽くしセールを実施している四条河原町阪急は17%増となった。

お中元ギフト売上の計上時期変更の影響を除くと、阪急うめだ本店の売上高は17%減、阪神梅田本店は10%増となった。

食品スーパーは全店合計が7%増、既存店は3%増となった。既存店では「阪急オアシス南千里店」で、対面販売などを取り入れた新プロトタイプ店舗への全面改装を実施し、生鮮食品やデリカ、100円パンなどの売場が好調に推移した。

お中元ギフト売上の計上時期変更の影響を除くと、食品スーパーの全店は4%増、既存店は前年並みとなった。

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