オートバックスセブン/4~12月は売上高2.6%減、営業利益12.6%減
2013年01月31日 / 決算
オートバックスセブンが1月31日に発表した2013年3月期第3四半期決算は、売上高1828億7300万円(前年同期比2.6%減)、営業利益113億2400万円(12.6%減)、経常利益125億2200万円(13.1%減)、当期利益66億3900万円(19.5%減)となった。
カー用品販売では、エコカー補助金制度に合わせて車を購入されたドライバー向けの販促施策を強化した結果、車内アクセサリー、ホイール、洗車用品などの売上が好調に推移した。
各店舗においてスタッドレスタイヤやホイールの品揃えを充実させ、セット販売などの買いやすさを追求した結果、関東以北を中心とした寒波・降雪の後押しもあり、これらの商品の売上が増加した。
しかし、昨年度の地上波デジタル放送への移行に伴うカーナビゲーションや車載用チューナーの需要増からの反動減や、カーナビゲーションの売れ筋価格帯の変化やカーディーラーなどとの価格競争による単価下落に伴う売上減少の影響は大きく、カー用品全体の売上としては前年同期と比較して減少した。
新規出店が25店、スクラップアンドビルドによる閉店・開店が4店、退店が2店。国内の店舗数は、昨年度末の530店から20店増加の550店となった。
通期は、売上高2340億円、営業利益118億円、経常利益130億円、当期利益68億円の見通し。