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ユナイテッドアローズ/4~12月は売上高2.9%増、営業利益12.4%減

2015年02月05日 / 決算

ユナイテッドアローズが2月5日に発表した2015年3月期第3四半期決算は、売上高963億9900万円(前年同期比2.9%増)、営業利益95億7700万円(12.4%減)、経常利益96億6300万円(11.8%減)、当期利益57億6000万円(9.9%減)となった。

商品部門では、きれいめテイストやスポーツテイストのトレンドに対応することでカットソー、スニーカー、スカートなどのヒット商品を創出した。価値ある物を購入したいというお客の消費意識に沿った調達により、海外仕入品を中心とした高額アウターの売上増加につなげた。

宣伝部門では、ツイッターやフェイスブックを通じた商品やイベントの案内に加え、写真共有サービスのインスタグラムを使ったスタイリング画像の紹介など、各種SNSツールを使った情報発信を行った。

ユナイテッドアローズ事業では販売促進キャンペーン「UNITED 世界を変える ARROWS」を実施。店頭での接客販売に加え、特設サイトでは各界の著名人への接客風景を日替わりで動画配信することで、話題喚起につなげた。

自社運営のネット通販サイト「ユナイテッドアローズオンラインストア」から実店舗への商品取り寄せサービスの対応店舗を拡大し、オンライン(ネット通販)からオフライン(実店舗)への案内を積極的に実施することで、実店舗での接客サービス機会の創出につなげた。

同オンラインストアでは、お客が購入を検討している商品と、自分が同オンラインストアで過去に購入した商品を、ヴァーチャルにサイズ比較できるサービスを開始し、ネット通販利用時の利便性向上に努めた。

ユナイテッドアローズ事業で4店の出店、グリーンレーベルリラクシング事業で5店の出店、3店の閉店、クロムハーツ事業で1店の出店、スモールビジネスユニットで6店の出店、1店の退店、アウトレットで2店の出店を実施し、期末の小売店舗数は224店、アウトレットを含む総店舗数は245店となった。

通期は、売上高1300億円、営業利益108億円、経常利益110億円、当期利益61億円の見通し。

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