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クロスプラス/2~4月は売上高2.6%増、営業損失16億9200万円

2013年06月12日 / 決算

クロスプラスが6月12日に発表した2014年1月期第1四半期決算は、売上高186億4400万円(前年同期比2.6%増)、営業損失16億9200万円(前期は12億2400万円の営業損失)、経常損失16億6300万円(11億8100万円の経常損失)、当期損失10億8900万円(6億4500万円の当期損失)となった。

製造卸売グループは、トップスからボトムの売場提案型トータル販売による量販店への販売強化、専門店への販売拡大などに注力した。

量販店は大手GMSとの取組みによるPB商品が順調に推移したことで増加した。専門店は都市型店舗向けのトータル提案企画の拡大やヤング部門専任部署による販売強化により大手専門店チェーン向けが増加したが、スタイリンクで展開する有力専門店向けODMが苦戦したことで、減少した。

無店舗はカタログ通販の新ブランドの取組み、百貨店はパンツ専門ショップへのPB商品の販売により、いずれも増加した。

SPAグループは、ミセスSPA事業では、好調な百貨店市場においてジュンコシマダを軸にそのノウハウを他ブランドに活用することで収益改善に取組んだ結果、アツロウタヤマが好調に推移した。

一方、ヤングSPA事業のヴェント・インターナショナルは、クロスプラスの人材・インフラの活用や経費削減による売上規模に見合った収支構造への転換に取組むとともに、不採算店舗の撤退を進めた。

通期は、売上高790億円、営業利益5億円、経常利益6億円、当期利益2億円の見通し。

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