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クロスプラス/2~10月は営業損失17億円

2012年12月11日 / 決算

クロスプラスが12月11日に発表した2013年1月期第3四半期決算は、売上高561億4200万円(前年同期比1.3%減)、営業損失17億1300万円(前期は11億4800万円の営業損失)、経常損失15億7800万円(10億5700万円の経常損失)、当期損失21億7400万円(7億4400万円の当期損失)となった。

SPAグループでは、キャリア&ミセス系SPA事業は、既存店売上や無店舗向け卸売の拡大に注力し、ジュンコシマダジャパン事業の「49AVバイジュンコシマダ」の販売が増加するなど堅調に推移したが、直営店売上は不採算店舗撤退の影響により減少した。

渋谷109系SPA事業のヴェント・インターナショナルは、ブランドの強化や店舗売上の拡大に努めたが、郊外ショッピングセンター店舗を中心に直営店売上が大幅に減少するなど、販売不振が続いた。

このため、子会社の固定資産や子会社の株式取得時に発生したのれんの未償却残高について減損処理を行い、事業再編損3億1500万円とのれん償却額1億1800万円により、特別損失4億3300万円を計上した。

同時に、子会社の繰延税金資産2億6100万円全額を取崩し、法人税等調整額に計上した。

通期は、売上高790億円、営業損失5億円、経常損失4億円、当期損失12億円の見通し。

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