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高島屋/3~8月は売上高3.7%増、営業利益10.2%増

2013年10月10日 / 決算

高島屋が10月10日に発表した2014年2月期第2四半期決算は、売上高4352億9100万円(前年同期比3.7%増)、営業利益111億5600万円(10.2%増)、経常利益134億9200万円(14.9%増)、当期利益76億1400万円(15.3%増)となった。

第2四半期は、株価上昇に伴う資産効果などにより特選衣料雑貨・宝飾品等の高額品を中心に売上を伸ばした。

店舗別では、大型店の日本橋店が開店80周年を記念した催事を積極的に開催したこともあり増収となった。横浜店は特選衣料雑貨や宝飾品が好調に推移したことに加え、全館リニューアルの一環として改装した婦人雑貨も順調で増収となった。

新宿店は増加する外国人観光客や東急東横線と東京メトロ副都心線の相互乗り入れにより増加した来街者の取り込み策が奏功し、売上高・入店客数とも前年を上回った。

一方、大阪店では激化する競合環境に対応し、一部改装を実施したが、わずかに減収となった。郊外店・地方店では、大宮店が「店舗の多機能化」による集客力向上を目指し、5月の新規テナントの導入をはじめ全館改装を実施した結果、順調に入店客数を伸ばした。

岡山店は食料品の増床・改装を実施したことにより、売上高・入店客数とも前年を上まわった。海外では、タカシマヤ・シンガポールLTD.が春節などでの各プロモーションの好調や、婦人雑貨・食料品等の堅調に加え、円安による為替影響もあり増収増益となった。

通期は、売上高9040億円、営業利益290億円、経常利益325億円、当期利益175億円の見通し。

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