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高島屋/3~11月は売上高3.0%増、営業利益14.6%増

2013年12月26日 / 決算

高島屋が12月26日に発表した2014年2月期第3四半期決算は、売上高6481億9100万円(前年同期比3.0%増)、営業利益164億7300万円(14.6%増)、経常利益196億4300万円(14.3%増)、当期利益106億900万円(16.5%増)となった。

10月は気温の高止まりや台風などの天候不順が重なり、冬物衣料の立ち上がりにおいて影響を受けたが、11月には気温の低下に伴い冬物衣料も回復した。

秋の全店プロモーション「百華祭」に合わせたテレビCM放映など、時候に合わせた営業施策が奏功したことに加え、特選衣料雑貨・宝飾品等の高額品も引き続き高い売上の伸びを続け、増収増益となった。

日本橋店が1階フロアの活性化に向け婦人雑貨の改装に着手し、併せて開店80周年記念催事の開催などにより、増収となった。横浜店は宝飾品が好調に推移したことに加え、リビング用品も家具をはじめとする住宅関連商品が好調で、増収となった。

3月の東急東横線と東京メトロ副都心線の相互乗り入れ以降、入店客数を伸ばしている新宿店は、東横線沿線エリアへの積極的な広告活動の継続などにより、新規顧客の獲得と固定化策が奏功し順調に売上を伸ばした。

通期は、売上高9040億円、営業利益290億円、経常利益325億円、当期利益175億円の見通し。

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