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JR東日本/4~9月の駅スペース活用事業0.5%減の2082億円

2013年10月29日 / 決算

JR東日本が10月29日に発表した2014年3月期第2四半期決算によると、駅スペース活用事業の売上高は2082億円(前年同期比0.5%減)、営業利益190億円(2.8%減)となった。

前期に開業した東京駅「セントラルストリート」(東京)などの増収効果があったものの、既存店の業績の低迷などの影響があった。

駅スペース活用事業においては、9月に旧万世橋駅ホーム・階段遺構と一体化した商業施設「mAAch ecute神田万世橋(マーチエキュート)」(東京)を開業した。「エキュート品川」(東京)をはじめ、首都圏を中心にエキナカ商業施設のリニューアルを進め、魅力ある店舗展開による競争力強化を図った。

「地域再発見プロジェクト」の一環として、上野駅などで産直市を継続的に開催し、東日本各エリアの魅力の発信に努めた。4月に、地域に密着した事業展開を目的として、東北・新潟エリアにおける駅構内の土産店や飲食店等を、それぞれのエリアに拠点を置くグループ会社に集約する事業再編を実施した。

ショッピング・オフィス事業の売上高は1265億円(5.7%増)、営業利益358億円(4.9%増)となった。前期に開業した「JR南新宿ビル」(東京)の増収効果などがあった。

5月に「中央ラインモールプロジェクト」の一環として、「nonowa武蔵境」(東京)を開業した。7月に竣工した「JR大塚南口ビル」(東京)内にオフィスを開業したほか、商業施設として9月に「アトレヴィ大塚」(東京)を開業した。

昨年の東京駅丸の内駅舎保存・復原工事の完成に続き、9月、南北のオフィスビルをつなぐ東京駅八重洲口「グランルーフ」(東京)が完成した。

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