流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





TSI/3~11月は売上高2.4%減、営業損失7900万円

2014年01月14日 / 決算

TSIホールディングスが1月14日に発表した2014年2月期第3四半期決算は、売上高1339億7400万円(前年同期比2.4%減)、営業損失7900万円(前期は2000万円の営業損失)、経常利益18億8000万円(53.3%増)、当期利益5億9100万円(340.6%増)となった。

東京スタイルは、前期から実施している構造改革の一環である事業整理に目途がついたことから、攻めの政策として新たなブランド開発と販路開拓に積極的に取り組み、今秋冬物よりショッピングセンター向け戦略ブランドとして30代、40代の女性を対象にした新ブランド「アリスミュー」の販売を開始した。

Web事業拡大戦略の一環として、インターネットと実店舗の在庫一元化を目指し、新ブランド「ウィ,アヤノ リュバン」のWeb販売を開始するとともに、東京・表参道に路面店を開設し、O2Oのビジネスモデルの確立を図った。

「ナノ・ユニバース」や「ステューシー」「アプワイザー・リッシェ」などオリジナリティーのあるブランドを有するグループ各社は、Web販売の伸長や新業態への積極的な取り組みにより、引き続き事業基盤の拡大を推し進め、好調を維持した。

サンエー・インターナショナルにおける企画力と営業力の強化、経営のスピードアップを目的として事業組織全体を統括する事業統括セクションを設置する一方、「フリーズマート」をFREE’S INTERNATIONALへ移管することにより事業の集約と強化を図った。

新たにHappy Sunny Lifeをコンセプトに、ハイセンスで上質なカリフォルニアボーホースタイルを提案するライフスタイルセレクトショップ「プラネットブルーワールド」を日本で初めて出店したほか、「パーリーゲイツ」の新業態店舗として「パーリーゲイツザグリーンゴルフストア」をスタートした。

一方で下期からは、グループで鋭意進めているコスト構造改革の総仕上げとして、低収益店舗とブランドの撤退を進めることによるブランドポートフォリオの再構築を図った。

通期は、売上高1790億円、営業損失18億円、経常利益2億円、当期利益5億円の見通し。

関連記事

関連カテゴリー

最新ニュース

一覧