流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





しまむら/3~11月は売上高2.9%増、営業利益6.6%減

2013年12月26日 / 決算

しまむらが12月26日に発表した2014年2月期第3四半期決算は、売上高3762億6300万円(前年同期比2.9%増)、営業利益329億3400万円(6.6%減)、経常利益344億700万円(5.9%減)、当期利益207億1000万円(1.9%減)となった。

円安が進んだ当第3四半期は、主たる輸入元である中国での人件費の高騰や原材料高により、仕入価格の上昇圧力が高まった。

標準化された店舗を、地域特性に合わせヤング型・ミセス型・標準型に分類して販売力を高めてきたが、高齢化が進む地域をさらに深耕し、9月からミセス型の店舗を340店に拡大した。

都市部の売場狭小店舗には、陳列器具の高さを変更し、陳列量の増大と商品ラインの拡充を図った。

9月から狭小店舗以外の500店で寝具・インテリア売場を、300店で靴・服飾雑貨売場の陳列器具の高さも変更して、売上増に努めた。

20店の開設と1店の閉店を実施。うち13店が東京・神奈川・大阪などの都市部への出店で、引続き大都市部への店舗開発に注力した。既存1店の建替えと17店の大規模な改装、49店での簡易改装を実施した結果、しまむら事業での店舗数は1293店となった。

通期は、売上高5200億円、営業利益510億円、経常利益525億円、当期利益313億円の見通し。

関連記事

関連カテゴリー

最新ニュース

一覧