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アダストリアHD/2月期は売上高26.0%増、営業利益40.7%減

2014年04月04日 / 決算

アダストリアホールディングスが4月4日に発表した2014年2月期決算は、売上高1532億7300万円(前年同期比26.0%増)、営業利益57億6200万円(40.7%減)、経常利益60億2700万円(39.4%減)、当期損失47億3100万円(前期は55億800万円の当期利益)となった。

店舗展開では、トリニティアーツの連結子会社化により、同社とその子会社の245店(海外3店)が新たに増加したほか、144店の出店(海外25店)、75店の退店(海外23店舗)を実施。期末のグループ店舗数は、1213店(海外81店)となった。

売上高は、トリニティアーツの連結子会社化により、26.0%の増加となり、大きく伸長した。ブランド別では、「グローバルワーク」、「レプシィムローリーズファーム」、「ニコアンド」が好調に推移した。

収益面は、円安による原価率の上昇や値下げ販売の増加などによる売上総利益率の低下、トリニティアーツ、NATURALNINE(現N9&PG)の連結子会社化に伴うのれん償却額の計上などにより、営業利益率は3.8%(前年連結会計年度比4.2%ポイント減)となり、大幅に低下した。

業績悪化などによる関係会社株式(N9&PGなど)の減損処理に伴うのれんの一時償却として61億9600万円を特別損失に計上した。

来期は、売上高1859億円、営業利益60億円、経常利益60億円、当期利益16億円の見通し。

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