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アダストリアHD/3~11月の当期利益47.3%減

2014年12月29日 / 決算

アダストリアホールディングスが12月29日に発表した2015年2月期の第3四半期の業績は、売上高 1337億700万円(前年同期比27.2%増)、営業利益56億1800万円(4.6%増)、経常利益59億4900万円(8.3%増)、当期利益12億1000万円(47.3%減)となった。

売上高は2013年9月に実施したトリニティアーツの連結子会社化により大きく伸長した。

ブランド別では、「グローバルワーク」、「レプシィムローリーズファーム」、「スタディオクリップ」が好調に推移した。

店舗展開は、204店舗の出店等(内、海外29店舗)、39店舗の退店(内、海外13店舗)の結果グループの店舗数は1378店舗(内、海外97店舗)となった。

収益面は、円安による原価の上昇や海外事業の不振などがあったものの、適正な売価コントロールに注力した結果、売上総利益率は57.8%(0.3ポイント減)と前年水準を維持した。

販売費及び一般管理費は、シンガポール事業撤退に関して見込まれる費用の計上などがあったものの、計画通りに推移し、販管費率は53.6%(0.6ポイント増)、営業利益率は4.2%(0.9ポイント減)。

店舗の減損損失3億8600万円、業績悪化等によるのれん(Adastria Asia香港)の減損損失3億7300万円、シンガポール事業撤退に関して見込まれる減損損失5300万円を特別損失に計上した。

通期は、売上高1859億円(21.3%増)、営業利益51億円(11.5%減)、経常利益51億円(15.4%減)、当期利益7億円を見込んでいる。

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