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コロワイド/3月期の利益を下方修正

2014年10月29日 / 決算

コロワイドは10月29日、2015年3月期通期連結業績予想の修正を発表した。

売上高1781億8700万円(前回予想比18.1%増)、営業利益67億5200万円(9.9%減)、経常利益47億6500万円(18.2%減)、当期利益6億100万円(60.9%減)とした。

第2四半期の業績は、景気の基調は引き続き緩やかに回復したが、居酒屋市場の縮小の影響や顧客獲得に向けた企業間競争が激しさを増してきたこともあり、首都圏の居酒屋業態において当初の想定以上に苦戦を強いられた。

直営新規出店が国内・海外合わせ40店の計画に対し18店に止まったこと、直営閉鎖店舗が16店の計画に対し21店に増加したことにより、連結売上高は、前回発表予想を下回る見込み。

利益面では、売上高未達の要因のほかに、円安の影響による輸入食材価格の値上がりなどによる売上総利益率の低下等の影響もあり、前回発表予想を下回る見込みとなった。

通期の連結業績予想は、第2四半期連結累計期間の業績動向を考慮し修正を行う。下半期も、食材価格の値上がりや人件費の負担増等の影響を考慮した。

また、カッパ・クリエイトホールディングスの株式取得と連結子会社であるレインズインターナショナルの追加株式取得に係る金融費用等の負担を見積もった結果、利益予想を修正したという。

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