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西松屋チェーン/3~11月は売上高0.8%増、営業利益1.6%減

2014年12月16日 / 決算

西松屋チェーンが12月16日に発表した2015年2月期第3四半期決算は、売上高987億300万円(前年同期比0.8%増)、営業利益48億500万円(1.6%減)、経常利益49億4300万円(2.6%減)、当期利益29億8500万円(8.2%増)となった。

衣料部門は、相次ぐ台風や気温の低下の遅れから冬物のピークが到来しないなど、天候不順の影響があったもののアウトウェアを中心に概ね順調に推移した。雑貨部門では、大型育児用品などで苦戦した。

売上総利益は、消費税増税後の総額表示継続に伴う一時的な値下げ実施の影響があったが、在庫の圧縮や当初価格での販売増による値下げロス削減が進んだ結果、1.2%増となった。

販売費・一般管理費は、在庫圧縮の効果が物流費や在庫管理に係るコストの低減に現れた。そのほか、広告宣伝費やその他固定費の削減にも継続して取り組んだ。

新規出店は24店で、不採算店舗の閉店やリプレースも積極的に進め、12店を閉店した。期末店舗数は870店となった。

通期は、売上高1324億1800万円、営業利益59億5000万円、経常利益61億4200万円、当期利益34億5600万円の見通し。

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