流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





アダストリアHD/アウトレット販売用在庫約12億円を在庫処分損に計上

2015年02月18日 / 決算

アダストリアホールディングスは2月18日、2015年2月期通期連結業績予想の修正を発表した。

売上高1840億円(前回予想比1.0%減)、営業利益51億円(0.0%)、経常利益51億円(0.0%)、当期損失8億円(7億円の当期利益)とした。

売上高は、セール時期の販売不振により、前回発表予想を下回った。

通常店舗の売場鮮度をアップするため、進行年度在庫についてもアウトレット店舗での販売を可能にするというアウトレット機能の見直しを行ったことに伴い、アウトレット販売用在庫の一部処分を決定した。

在庫処分損約12億円に加え、昨年12月に発表したシンガポール事業撤退費用約3億円などを計上したものの、全社的な販売管理費の削減により、営業利益・経常利益は概ね前回予想通りの着地となる見込み。

当期利益は、アダストリアアジアに関するのれんの減損損失(第3四半期に計上済み)3億7300万円に加え、保有土地の売却損など約4億円、ブランドの休止に伴う損失約2億円などを特別損失として計上したため、前回予想を下回るという。

関連記事

関連カテゴリー

最新ニュース

一覧