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かっぱ寿司/大雪などで下方修正、当期損失74億円

2014年02月24日 / 決算

カッパ・クリエイトホールディングスは2月24日、2014年2月期の業績予想を修正し、売上高925億円(前回予想比0.6%減)、営業損失21億円、経常損失20億円、当期損失74億円とした。

立て直しが急務となっている国内回転寿司事業は、元気寿司との業務提携に基づき、抜本的改革に取り組み始めた。

しかし、大きな変革に時間を要しているという内部的要因、2月の記録的大雪による売上高の大幅減という外部的要因により、第4四半期は営業損益、経常損益とも予想を大幅に下回った。当期損益は、特別損失の追加計上により、予想を大幅に下回る。

昨年11月に経営体制を刷新し、新体制のもと国内回転寿司事業の業績不振店舗の再見直しを実施。

新たに5店を閉店することにし、業績不振の12店は、固定資産について将来の回収可能性を検討した結果、回収スケジュールがたてられないという結果となった。

これに伴い、固定資産の減損に係る会計基準に基づき、減損損失として14億6000万円を追加計上。そのほか、店舗閉店に伴い発生する損失1億2000万円をすでに計上済みのものに加え、店舗閉鎖損失として計上し、通期の特別損失の合計額は51億300万円の見通しとなった。

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