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松屋/3~11月は売上高7.9%増、営業利益77.3%増

2015年01月08日 / 決算

松屋が1月8日に発表した2015年2月期第3四半期決算は、売上高575億8500万円(前年同期比7.9%増)、営業利益11億3800万円(77.3%増)、経常利益12億5600万円(83.0%増)、当期利益7億300万円(40.1%増)となった。

百貨店業の銀座店では、中期経営計画の基本方針の下、個性的な百貨店「GINZAスペシャリティストア」のさらなる進化を推進すべく、4月に食品ゾーンを24年ぶりに大規模に改装した。

一昨年9月のグランドリニューアルで品そろえを再編・強化した上層階とのグレードとテイストの統一を図り、買廻り性の向上を目指したものであり、集客の核となる話題性のあるショップを多数導入した。

グランドリニューアルの効果として、2階インターナショナルブティックでは、消費税率引上げ後の4月以降も売上高が好調に推移した。

円安や東南アジア諸国へのビザ発給要件の緩和等によって訪日外国人が増加し、免税売上高も大きな伸びを見せた。

浅草店は、入居する商業施設「EKIMISE」との相乗効果の発揮に取り組み、地下1階の惣菜売場を改装し、新ゾーン「浅草ごちそう横丁」を開設するなど、業績の向上に尽力した。

通期は、売上高800億円、営業利益18億円、経常利益19億円、当期利益11億円の見通し。

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