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丸井グループ/4~12月は売上高1.4%減、営業利益10.5%増

2015年02月10日 / 決算

丸井グループが2月10日に発表した2015年3月期第3四半期決算は、売上高3014億3700万円(前年同期比1.4%減)、営業利益215億6800万円(10.5%増)、経常利益215億3000万円(7.4%増)、当期利益91億2900万円(21.3%減)となった。

店づくりでは、環境変化に対応するため、定期借家契約によるテナントと競争力のある自主売場を集積した、丸井独自のショッピングセンター(SC)型店舗への転換をすすめた。

初のSC型店舗となった「町田マルイ」は、地域のお客の声を取り入れ、雑貨や飲食カテゴリーを強化したことで客層が拡がり、オープン以降の入店客数は前年同期の1.2倍、買上客数は2.5倍と前年を大きく上回って推移した。

今後もSC型店舗への転換は、全館改装や売場区画ごとの改装など、店舗の状況に応じた最適な手法により順次拡大する。

出店戦略では、「マルイ」と「モディ」の2ブランドで全国に店舗網を拡げた。2015年秋には「マルイシティ渋谷」を既にSC型店舗として実績のある「モディ」のフラッグシップ店舗としてリニューアルオープンすることを決定した。

九州初出店となる博多新店については、2016年春の開業に向け、地域のお客との企画会議やアンケートを数多く重ね、新しいマルイの店づくり、モノづくりを着実にすすめた。

通期は、売上高4010億円、営業利益280億円、経常利益280億円、当期利益160億円の見通し。

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