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丸井グループ/4~12月は売上高1.5%減、営業利益21.7%増

2013年01月29日 / 決算

丸井グループが1月29日に発表した2013年3月期第3四半期決算は、売上高3020億2300万円(前年同期比1.5%減)、営業利益180億1200万円(21.7%増)、経常利益179億3700万円(26.4%増)、当期利益96億2100万円(151.3%増)となった。

小売事業の売上高は2432億4300万円(3.8%減)、営業利益72億4000万円(23.6%増)となった。天候不順の影響や前年とのセール実施時期のズレなどにより減収となったが、販管費において固定費の削減をすすめ、増益となった。

小売事業では、「おしゃれを楽しみたいすべてのお客様にご支持いただける丸井」の実現に向けて、潜在ニーズに対応することで、客層と客数の拡大に取り組むとともに、PB商品や自主売場の強化による収益力の向上に努めた。

商品面では、お客様の価値観やライフスタイルの変化に対応し、着心地やはき心地、使い心地などのニーズにお応えするため、お客と共同開発した新PB商品「ラクチン」シリーズを拡充した。

パンプスやビジネスシューズ、バッグなど継続して展開している雑貨カテゴリーが好調に推移したことに加え、衣料品カテゴリーでも、婦人服の「ラクチン綺麗セットアップスーツ」や紳士服の「ラクチンすっきりYシャツ」などの展開で品揃えが拡大し、新PBの売上高は前年同期の約3倍、PB商品全体の売上も4%増となった。

通期は、売上高4080億円、営業利益230億円、経常利益230億円、当期利益115億円の見通し。

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