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ニトリHD/2月期は売上高7.7%増、営業利益5.1%増

2015年03月30日 / 決算

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ニトリホールディングスが3月30日に発表した2015年2月期に発表した2015年2月期決算は、売上高4172億8500万円(前年同期比7.7%増)、営業利益663億700万円(5.1%増)、経常利益679億2900万円(7.0%増)、当期利益414億5000万円(7.9%増)となった。

2014年4月の消費税増税への対応と急激な円安の進行による輸入原材料価格の高騰に対して全社をあげて取り組んだ。

増税前の駆け込み需要対策では、商品在庫の早期投入や配達の早期化促進、キャンペーンの早期開催、本部人員による販売応援などの各種施策を実施し、より多くのお客へ十分な対応ができる販売体制の強化に努めた結果、増税前の売上高(受注ベース)は大きく伸長した。

増税後の反動減や円安への対策として、バーティカルマーチャンダイジングによる商品の原価構造の見直しと既存商品の積極的な入替えによる商品力の強化を図った。

国内では、北海道地区に2店、東北地区に1店、関東地区に12店、北陸甲信越地区に2店、中部・東海地区に7店、近畿地区に7店、中国・四国地区に4店、九州・沖縄地区に2店、計37店を出店した。

一方、北海道地区、関東地区、中部・東海地区でそれぞれ1店を閉鎖した結果、国内の店舗数は346店となった。このうち、小商圏フォーマットのデコホームは都市部への出店を進め、グループで初めて東京都山手線の内側となる池袋サンシャインシティに出店を行うなど、12店増加し29店となった。

通期は、売上高4450億円、営業利益710億円、経常利益720億円、当期利益436億円の見通し。

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