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フジ/2月期は売上高0.1%増、営業利益12.3%増

2015年04月13日 / 決算

フジが4月13日に発表した2015年2月期決算は、売上高3119億4100万円(前年同期比0.1%増)、営業利益53億1800万円(前年同期比12.3%増)、経常利益59億5500万円(10.0%増)、当期利益29億600万円(23.6%増)となった。

店舗では、4月にマルシェ事業の2号店として海産物を主体とする「瀬戸内海響市場エフ・マルシェ」(愛媛県松山市)を出店した。

お客の多様化するライフスタイルに対応するため、ネットスーパー「おまかせくん」では、配達エリアを拡大した。2月からはネットスーパーフジグラン松山店において、グループ会社のレデイ薬局で取扱う医薬品の購入を可能にするなど、サービスの拡充を図った。

昨年より発行を開始した電子マネー機能搭載の新カード「エフカ」において、愛媛県の協力のもと、県のイメージアップキャラクター「みきゃん」をデザインしたご当地カードや、サンリオの人気キャラクター「リトルツインスターズ(キキ&ララ)」をデザインしたカードを発行するなど、新規カード会員の獲得に取り組んだ。

次期は、店舗戦略として、より強いドミナントを構築するため「フジ三島店」(愛媛県四国中央市)、「フジ八幡浜店」(愛媛県八幡浜市)のスクラップ&ビルドを実施するとともに、SMまたはNSC(近隣購買型ショッピングセンター)を松山、広島両都市圏を重点エリアとして新規出店を推し進める。

既存店の活性化と収益力の向上を狙いとして、「フジグラン野市」(高知県香南市)、「フジグラン広島」(広島市中区)、「フジグラン安芸」(広島県安芸郡坂町)などの改装を計画している。

業績予想は、売上高3140億円(0.6%増)、営業利益65億円(22.2%増)、経常利益70億円(17.5%増)、当期利益31億円(6.6%増)を見込んでいる。

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