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ワークマン/3月期の売上高0.6%増、営業利益0.5%減

2015年05月01日 / 決算

ワークマンが4月30日に発表した2015年3月の業績は、売上高484億2600万円(前年同期比0.6%増)、営業利益83億3900万円(0.5%減)、経常利益94億6900万円(0.4%減)、当期利益58億7600万円(5.2%増)となった。

高付加価値のプライベートブランド商品の開発で競合他社との差別化に努め、PB商品395アイテムの展開で、チェーン全店売上高構成比は16.7%(前年同期比6.1ポイント増)となった。

外観を、白を基調としたソフトなデザインに変更したニュータイプの店舗の出店をスタートし、店内の商品レイアウトも、シーズン衣料を前面にディスプレイするレイアウトに変更することで、分かりやすく、季節にあった売場づくりで商品訴求力を高め、個店売上の向上に取り組んだ。

単品管理プロジェクトの浸透で販売データの分析に基づく品揃えの最適化も進み、販売力の強化にもつながった。

店舗展開では、北海道(札幌市)と熊本県に初出店するとともに、重点地域でのドミナント戦略の推進と、既存店のスクラップ&ビルドで便利なネットワーク構築を進めた。

開店23店舗、スクラップ&ビルド5店舗、賃貸借契約満了による閉店4店舗で、営業店舗数は、フランチャイズ・ストア(加盟店A契約店舗)が前期末より23店舗増の641店舗、直営店(加盟店B契約店舗とトレーニング・ストア)は4店舗減の108店舗で、42都道府県下に合計749店舗となった。

次期は、南関東・近畿地方を中心に開店25店舗、スクラップ&ビルド3店舗、閉店1店舗を計画、42都道府県下に合計773店舗のネットワークを展開し、売上高502億4000万円(3.8%増)、営業利益87億4000万円(4.9%増)、経常利益99億円(4.6%増)、当期利益63億2000万円(7.6%増)、チェーン全店売上高723億3000万円(4.5%増)を見込んでいる。

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