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ワークマン/既存店売上高の減少で営業利益15%減

2010年02月03日 / 決算

ワークマンが2月3日に発表した2010年3月期第3四半期決算によると、売上高は256億円(前年同期比7.2%減)、営業利益28億6700万円(14.9%減)、経常利益35億400万円(14.2%減)、当期利益18億71000万円(13.7%減)となった。

第3四半期では、販売政策として小物商品を前面に打ち出す売場改装を継続し、販売点数のアップと顧客拡大に取組んだ。またテレビコマーシャルの放映やチラシの効率化で販促費の削減にも努めた。

店舗展開では、山口県に初出店し、南関東・近畿以西など人口の多い地域でのドミナント化を進め、既存店のスクラップ・アンド・ビルドと低収益店舗の閉店を実施。21店舗の開店と6店舗のスクラップ・アンド・ビルドを行う一方7店舗を閉店した。

これで2009年12月31日現在の営業店舗数は、フランチャイズ・ストア(加盟店A契約店舗)が前年度末から3店舗増の504店舗、直営店(加盟店B契約店舗とトレーニング・ストア)は11店舗増の138店舗となり、計642店舗となった。

チェーン全店売上高は365億8700万円(5.8%減、既存店前年同期比8.5%減)。運営形態別売上高は、フランチャイズ・ストアが313億4900万円(7.4%減、チェーン全店売上高の構成比85.7%)、直営店は52億38 00万円(5.3%増、14.3%)だった。

通期は売上高334億4000万円(3.9%減)、営業利益34億5000万円(11.3%減)、経常利益43億円(10.9%減)、当期利益24億2000万円(10.4%減)を見込んでいる。

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