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ヤフー/3月期のコンシューマ事業2.7%減の1020億円

2015年05月07日 / 決算

ヤフーが5月1日に発表した2015年3月期決算によると、「Yahoo!ショッピング」などのコンシューマ事業の売上高は1020億円(前年同期比2.7%減)、営業利益586億円(8.0%減)となった。全売上に占める割合は23.8%。

「Yahoo!ショッピング」と「ヤフオク!」の月額ストア出店料等の無料化などにより、通期のコンシューマ事業の売上高は減少したものの、下半期においては、その影響が一巡するとともに、「ヤフオク!」の売上が増加するなどの回復がみられた。

利益面でも、下半期の売上増加に加えて、販売促進活動を効率的に行ったことなどにより改善がみられた。オークション関連取扱高、ショッピング関連取扱高を合わせたeコマース国内流通総額は約1兆2000億円となり、前連結会計年度比で増加した。

オークション関連においては、取扱高が前連結会計年度比で増加し、過去最高となった。5000円以上の入札に必須であったYahoo!プレミアム会員への登録を免除したことや、テレビCMなどの販売促進活動に注力したことなどにより、新規出品者数、新規入札者数が増加した。

「Yahoo!ショッピング」においては、ストア数が引き続き増加を続け、2015年3月末のストア数が2014年3月末と比較して20万ID以上増加し28万IDを超えたほか、商品数も拡大し約1億6000万点となった。販売促進活動を効率的に行ったことなどにより、取扱高は増加した。

2015年3月末のYahoo!プレミアム会員ID数は、ソフトバンクモバイル経由とワイモバイル経由の会員数の増加により1077万IDとなった。

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