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セリア/3月期は売上高8.2%増、営業利益3.2%増

2015年05月15日 / 決算

セリアが5月15日に発表した2015年3月期決算は、売上高1183億3600万円(前年同期比8.2%増)、営業利益105億2100万円(3.2%増)、経常利益106億4400万円(3.9%増)、当期利益67億2000万円(8.5%増)となった。

「出店拡大を円滑に進める」をテーマとして、出店ペースを加速させるとともに、5月に副所長を大幅増員するなど、店舗サポート体制を強化した。店舗オペレーションにおいて、働きやすさと効率化の両立を狙いとして、7月に勤務管理システムを刷新した。

POSデータ分析による確実性の高い新商品の導入、欠品対策、持続的な成長の背骨となるブランディングも着実に進めた。

出退店では、採算性を精査しつつ前向きに進めた結果、出店が直営店117店、FC店2店、退店が直営店33店、FC店11店とほぼ計画どおりに進捗し、期末の店舗数は、直営店1174店、FC店74店の合計1248店となった。

売上高につきましては、3月に前年の駆け込み需要の反動が見られたものの、ほぼ見込みどおりに進捗した。仕入原価は、円安、材料高によるコスト上昇圧力に対し商品開発面で原価抑制対応を図ったことに加え、直営売上高割合の増加などにより、売上原価率は57.6%と前期比0.2ポイント低下した。

販売費・一般管理費は、駆け込み需要の反動による影響から新店売上が想定を下回って推移したため、売上高に対する比率が0.6ポイント上昇し、売上高営業利益率は当事業年度8.9%(前期は9.3%)となった。

来期は、売上高1292億円、営業利益107億円、経常利益107億円、当期利益70億円の見通し。

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