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アルペン/6月期は売上高3.6%増、営業利益52.6%減

2015年08月10日 / 決算

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アルペンが8月7日に発表した2015年6月期決算は、売上高2189億4800万円(前年同期比3.6%増)、営業利益31億3000万円(52.6%減)、経常利益46億1600万円(42.7%減)、当期利益11億1700万円(76.6%減)となった。

グループは、低価格ながらも機能性・デザイン性の高いプライベートブランド商品の開発・販売に注力した。中でも、靴紐の代わりにワイヤーレースとそれを巻き取るダイヤル(TGF)を搭載したシューズが売上を大きく伸ばした。

店舗は、お客が商品を手に取りやすいように売場の陳列線の高さの見直し、POP、マネキンなどを活用して商品コーディネートのしやすい売場作りを進めた。今後も拡大が予測されるEC市場の開拓のため、自社ECサイトを開設した。

「アルペン」2店、「ゴルフ5」8店、「スポーツデポ」13店、「ミフト」5店を出店し、「アルペン」3店、「ゴルフ5」2店。「ミフト」1店を閉鎖した。

国内店舗数は「アルペン」78店、「ゴルフ5」203店、「スポーツデポ」140店、「ミフト」10店の計431店となり、売場面積は1万5291坪増加し25万5473坪となった。

中国の子会社(愛蓬(中国)商貿有限公司)の4店を含め、国内外の合計店舗数は435店となった。

利益面は、天候不順の影響などをうけて在庫が増加した商品について、値下げ販売を促進したことで売上総利益率が悪化するとともに、出店の増加にともなって販売費・一般管理費が増加した。

来期は、売上高2341億5600万円、営業利益60億6000万円、経常利益71億1900万円、当期利益29億5300万円の見通し。

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